2017年 10月 23日
ススキ梅雨の中休み。 久しぶりの太陽。布団を干してから出かけた。 ヤマトシジミがチラチラ。交尾個体もいた。 期待したウラナミシジミは見られなかった。 セセリチョウが吸蜜しており、イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。割と綺麗な個体だった。 仕方ないので今年はまだ見ていないクロコノマチョウを探しに森の中へ入った。林床をゴソゴソ歩くといきなり黒い蝶が飛び出した。 薄暗くシャッタースピードは1/20程度。ストロボを使うと黄色っぽくなってしまい嫌いなので、LEDライトを使用。 少し脅かして明るめの所へ飛ばす。 まわりもスッキリしたところに止まってくれた。 他に出てこないので、ジュズダマがあるとこに行ってみた。クロコノマの食痕らしいものがあるので幼虫を探していると、アカハネナガウンカが付いていた。 これを撮影していてふと脇を見ると、クロコノマチョウが止まっていた! ビックリ。こうなるとまだいるだろうとさらに葉の裏を覗く。すると 透きとおる蛹が1つ。 その近くには羽化殻。先程の個体が出た殻かな。 柿の実にタテハチョウが来ているかもしれないと行ってみると、キタテハとルリタテハが1つ飛んでいた。アカボシゴマダラはいなかった。すると黒いセミ飛んできて幹に止まった。 鳴かなかったので♀だと思うが、この時期にアブラゼミとは!少し前に蝶&鳥日記 2のノゾピーさんもブログに書かれていた。 秋も終盤になるというのに。 ユズの木でアゲハ類の幼虫を探してみた。 ユズとツーショットのクロアゲハ幼虫。ナガサキアゲハの中齢~終齢幼虫も見られ、大きな蛹の殻もあった。 撮影していると突然ナガサキアゲハ♀が飛んで来て少し離れた樹上に止まった。この蛹殻はこの個体のものか!と やがて飛び立ちユズの周りをゆったりと飛び、産卵を始めた。かなり高い位置だ。 すぐに飛び去ったが、その後には卵も写っていた。 後で別角度で適当に撮影した写真にはこの卵と黒っぽくなった卵も見られた。 蜘蛛の巣が張り巡らされ、産卵しようとした♀の翅の震動でジョロウグモがサッと寄ってきた場面もあったが、難は逃れた。 他には、アカタテハ1、キチョウ6、テングチョウ2、ウラギンシジミ3、メスグロヒョウモン1がみられた。 THE END
by ainomidori443zeph
| 2017-10-23 13:55
| 狭山丘陵
|
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Comments(2)
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6422j-nozomu2 at 2017-10-25 16:05
宣伝して頂き恐縮です。
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ainomidori443zeph at 2017-10-25 23:16
6422j-nozomu2 さん、ご無沙汰しております。
といっても毎日更新されている記事は読ませていただいております。 |
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