2005年 02月 01日
2005年1月29日  (ミドリシジミの卵)
昨夏、狭山丘陵でコムラサキを何度か目撃、撮影できた。そこで、今までもトライしたことがあるが未だに見つけることの出来ていないコムラサキの越冬幼虫を中心に調査した。
 HPでお世話になっているbanyanさんダンダラさんの写真も公開されたこともきっかけになった。両氏のHPで越冬場所と大きさを確認し、準備万端で出かけた。わりと太めの幹に樹皮の色そっくりでくっついている幼虫の発見は相当困難に思えた。今まで枝の分岐部などを主として探していたのと、ゴマダラチョウの幼虫ぐらいの大きさと色だと、安易に考えていたのが敗因だったようだ。
 現地(武蔵村山市)で心当たりのあるヤナギは幼木2本、若い木1本だ。それぞれ舐めるように探したが見つからず。その周辺で幼木1本、若木2本も見つけ探したが、これにもいないようだ。この日は曇っており寒い日だったが、土曜日ということもあり人目がかなり気になった。普段は平日休みなのであまり人目は気にならないものだから・・・。
 この辺には産んでいないのか、探し方が悪いのか、寒いのも手伝って飽きてしまった(^_^;)。
 ヤナギを探している途中田んぼの脇にハンノキを見つけ、こんな所にもミドリが付いているのかなぁと卵を探してみた。ここは25日にミドリシジミの卵を見つけた谷から300mmくらい下流というか、民家の近くである。樹幹には9卵塊、その近くに2卵、ひこばえの小枝の分岐部に1卵、その先の枝にも1卵あった。ただ寒さも限界、ちょうどお昼の時間となり帰宅する。もっとよく探せばさらに見つけられたと思う。
 ここなら長靴もいらず、足場も悪くない。幼虫観察もしやすそうだ。春以降楽しみな場所だ。

 昼食後、またコムラサキの越冬幼虫を探しに出かけた。こんどは我が瑞穂町。どうしても見つけなければ。
まず成虫が見られた付近。この辺はヤナギがない(見つからない)。尾根を一つ隔てた谷でヤナギの大木1本、幼木2本を見つけたが、ここにもいない。さらに一つ隣の谷にある公園のシダレヤナギ5本を調べたがとうとう見つからなかった。
 その時コナラのひこばえも見ていたところ、ウラナミアカシジミの卵らしきものを発見。霧島緑氏のHPと見比べるとそうらしいのだが、自信はありません。どなたか情報下さい。

 探し方が悪いとは思わないのだが・・・。見るポイントがずれているのか?また別の機会に探そうと思う。

by ainomidori443zeph | 2005-02-01 19:05 | Trackback(1) | Comments(1)
Tracked from 蝶の観察記録 at 2005-02-06 08:06
タイトル : トラックバック二弾
2005年1月29日  (ミドリシジミの卵) トラックバックは基本的に自由にして良いはずと思いますので、あえて許可の書き込みは致しませんが、ご了承ください。... more
Commented by ダンダラ at 2005-02-05 23:25 x
こんばんは
コムラサキの幼虫、難しいですよね。
私は、いるその場所を見てもわかりませんでしたから、いるかいないかわからない所から見つけるのは至難の業でしょう。
ところで、ウラナミアカの卵ですが、写真ではわかりませんが、「蝶類幼虫図鑑」の記述によれば、「やや太めの小枝上に1卵・・」「頂芽付近に産まれることは少ない」とあり、その点では条件を満たしているようですね。


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