2007年 06月 30日
いつものように出勤前の1時間、オオムラサキでも居ないかな?と出かけた。 まずはツマグロヒョウモン。 あじさいの葉でテリ張り。 Canon EOS 20D 1/3200 F2.8 ISO400 EF100mmMacro F2.8 USM あじさいの花にツマグロはチョット似合わない・・・。 サンゴジュの花は既に散ってしまって何も居ない。 ミドリシジミはどうなったかな?と覗いてみることにする。 日差しがないせいか、開翅している個体はない。しかも皆ハンノキの葉上や枝に止まっている。 時々いくつかの個体が飛び立っては他の葉に移る。 前回より個体数は多いようだ。 ようやく下草にいる個体を見つけたが、開翅はしない。日光が差さないからのようだ。 さらにしばらくして、日が少し差すと、先程の個体が翅を開きだした。 位置が悪い・・・。もう少し進まねば・・・(湿地で水が・・・)高いところに飛ばれた・・・。 やっと撮ったがO型の♀。 Canon EOS 20D 1/ 125 F4.0 ISO200 EF300mm F4 L IS USM+EF25Ⅱ 前回と同じような・・・。 他に開翅個体はいないかと探していると、ちょっと変なものが視界に入った。 おや? Canon EOS 20D 1/ 125 F4.0 ISO200 EF300mm F4 L IS USM+EF25Ⅱ これは!! 少し前、banyan氏が撮影されていたものと同じではないか!! しばらくの間樹幹や近くの葉で吸汁していたのでこんなシーンも撮れた。 普通の個体とのダブルショット Canon EOS 20D 1/ 400 F4.0 ISO200 EF300mm F4 L IS USM+EF25Ⅱ シロオビがかなり広くなっているのがわかる。 葉に止まっている個体に求愛?(普通個体) Canon EOS 20D 1/ 125 F4.0 ISO200 EF300mm F4 L IS USM+EF25Ⅱ 出勤時間も気になり、ふと足元を見ると・・・・。 ずっと上ばかり見ていたので気が付かなかった! 私が歩いて踏み倒した草の上に小さいアリがワンサカ群がっている!うゎ~!思わず虫酸がはしった! 幸い私の足下は、下から湧いて出た水に浸かっていたので直撃は免れたが、それでもよく見ると、長靴やGパンにいくつもアリがたかっていた・・・。 もう撮影どころではない!速攻で逃げ帰った。 ということで、ヒロオビタダノミドリの撮影記は、THE END。
by ainomidori443zeph
| 2007-06-30 00:38
| 狭山丘陵
|
Trackback
|
Comments(22)
Commented
by
murakumolabo at 2007-06-30 01:12
今年はミョーな個体を多く目にしますね。
…異常気象のせいでしょうか… オオムラサキもそろそろ現れてもおかしくないはずなのに、 まだ姿を見せない…発生もおかしいような…(汗)
0
Commented
by
愛野緑
at 2007-06-30 08:59
x
murakumolaboさん、
オオムラサキはTVなどで羽化しているというニュースを聞きますが、まだ見ませんね。私が見た範囲だと、この冬越冬幼虫を確認できていないので、発生数は少ないかもしれません・・・。
Commented
by
fanseab at 2007-06-30 09:02
ウーム、またまたシロオビミドリシジミ発見ですか?これは単なる偶然ではなく、↑でmurakumolaboさんが指摘されているように、今シーズン2月の異常高温とそれに引き続く3月の低温が影響したのでしょうか?
Commented
by
老達
at 2007-06-30 11:22
x
老達です。
カミキリの名前はともに正解です。ヤツボシの方は斑紋変異が多い種で型といえるほど一定性がありません。黒化型というよりは黒味の強い個体、あるいは単にヤツボシでいいと思います。 では
Commented
by
banyan10 at 2007-06-30 17:51
Commented
by
kmkurobe at 2007-06-30 19:02
おーまたもでましたか・・・・・・
おめでとうございます。いったい今年はどうなっているのでしよう。 飼育下で冷凍処理するとブルー系は斑紋異常が出るとききました。 やはり今年春先の低温の影響はあるのでしようかね・・・・・
Commented
by
maeda
at 2007-06-30 21:04
x
このシーズンは途中で寒波が来たりして、異常型が出現する頻度が高くなっていると思います。
もしかすると同じ個体でなく、同様の異常型を示す別個体かもしれません。 このシーズンはいろいろな蝶の異常型を目にする機会が多いかもしれませんね。
Commented
by
ainomidori443zeph at 2007-06-30 23:42
Commented
by
ainomidori443zeph at 2007-06-30 23:48
Commented
by
ainomidori443zeph at 2007-06-30 23:52
Commented
by
ainomidori443zeph at 2007-06-30 23:54
Commented
by
ainomidori443zeph at 2007-06-30 23:59
maedaさん、
誤解されるような書き方だったかもしれません。済みません。 banyanさんのはおおみや市周辺で、私のは東京都下です。 皆さんのコメントを拝見するとやはり異常気象のせいでしょうか?昨年の長雨の影響もあるかもしれませんね。
やりましたね!!狭山丘陵にもヒロオビミドリが!!
まだこの時期でもオスメスともにいるっていうことも素晴らしいと思います。 なお、最後のアリさんのエピソードは?・・苦手なんでしょうか? 虫屋で、そんな人ってアリ?
Commented
by
愛野緑
at 2007-07-01 23:36
x
たにつちさん、F市でも見つかるかも?
アリも10頭ぐらいなら「アリがとう」位で済みますが、巣を荒らしてしまったようで凄い数でしたので・・・。 人類はアリたちに滅ぼされるのではないかと以前から考えております。
Commented
by
cactuss at 2007-07-02 00:04
Commented
by
chochoensis
at 2007-07-02 10:09
x
「エーッ!今度は、狭山丘陵ですか!!!」またまた驚きました・・・。皆さん仰っているように異常気象とも関係があるかもしれませんね・・・面白い現象ですね、まずは、おめでとうございました!
Commented
by
愛野緑
at 2007-07-02 21:16
x
Commented
by
ainomidori443zeph at 2007-07-02 21:22
chochoensis さん、ありがとうございます。
鱗翅学会あたりで、異常型のデータを集計してみたら面白いかもしれませんね。
ありゃりゃ、同じようなヒロオビタダミドリの画像がこちらにも。
同じ異常型が別の場所ですから、天候の影響があるのでしょうかね。 仲間内で刺激しあって、撮影者の方も色々なビョーキが蔓延していますが、蝶の方もそのオーラの影響を受けていたりして(笑)
Commented
by
霧島緑
at 2007-07-02 22:52
x
Commented
by
愛野緑
at 2007-07-03 10:37
x
thecla さん、
やはり天候の影響でしょうか?昨年の多雨、今年の暖波に寒波・・・。 探そうと思った訳ではないのですが、運良く?見つかりました。自然を愛でる人も異常型もあちこちに生息しているようですね(^^;
Commented
by
愛野緑
at 2007-07-03 10:41
x
霧島緑さん、ありがとうございます。
遺伝型の異常なら来年も期待できますね。網がなかったので撮影のみでしたので・・・。 |
アバウト
カレンダー
外部リンク
外部リンク集2
最新のコメント
お気に入りブログ
90% Papillon... 蝶の観察記録 撮影日記 登山道の管理日記 てくてく写日記 蝶の観察記録その2 蝶&鳥日記 蝶日記 蝶・チョウ・ゆっくり歩き... いつもの空の下で・・・・ フィールドノート 蝶屋の部屋 もう少しなんですけど・・ 小畔川日記 探蝶逍遥記 蝶&鳥日記 2 ヘムレン の Natur... 月に叢雲 花に嵐 雑記蝶 蝶の玉手箱 安曇野の蝶と自然 NATURE DIARY GUSTRALOGYタカ... 里山自然観察 コロポックル讃歌 ヒメオオの寄り道 NPO法人 日本チョウ類... たかがヤマト、されどヤマト みき♂の虫撮り友人帖 2020 浅間暮らし(ヤ... 最新のトラックバック
カテゴリ
以前の記事
検索
タグ
東京都(205)
シジミチョウ科(62) タテハチョウ科(57) アゲハチョウ科(36) 静岡県(30) シロチョウ科(18) セセリチョウ科(18) オオムラサキ(17) ミドリシジミ(9) ゴマダラチョウ(7) 野鳥(7) 山梨県(7) 長野県(7) ホソオチョウ(7) 埼玉県(6) ギフチョウ(6) 新潟県(5) 神奈川県(5) ミスジチョウ(4) 幼虫(4) ギンイチモンジセセリ(4) コムラサキ(4) 蛾(4) フユシャク(4) 卵(4) キタテハ(4) ミヤマセセリ(4) ゴイシシジミ(4) ヒオドシチョウ(3) アカボシゴマダラ(3) 最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||