2007年 10月 04日
2007年10月4日 狭山丘陵便り  キタテハ秋型など
先週の土日が雨で延期になり昨日は小学校の運動会だった。
運動会が終わってから狭山丘陵へ出かけたが、曇っていて気温も低かったのでたいしたものは見られなかった。

今朝は天気予報もハズレて青空が拡がった。
キタテハの秋型が見られた。夏型に比べると地色も濃く縁取りもギザギザが強くシータテハに似ていてカッコイイ。   瑞穂町
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EOS 40D 1/320  F5.0 評価測光 ISO250 EF300mm f/4L IS USM

ウラギンシジミ♂   瑞穂町
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EOS 40D 1/800  F4.0 評価測光 ISO250 EF300mm f/4L IS USM +EF25Ⅱ
ライブビューにて撮影

メスグロヒョウモンがコナラの樹幹で産卵行動をとっていた。レンズの距離目盛りで見ると10mある。あんな所に産まれた卵から孵化した幼虫はどうするのだろうか?
一応写したが、UPするのは別の所でクヌギに産んでいる個体のもの。    武蔵村山市
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EOS 40D 1/800  F4.0 評価測光 ISO250 EF300mm f/4L IS USM

ゴイシシジミが集まっていた。   瑞穂町
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EOS 40D 1/100  F4.0  評価測光  ISO250  TAMRON SP AF17-50mmf/2.8 (50.0 mm
これもライブビュー

草むらを歩いているとツマグロヒョウモンが飛び出した。
交尾している!♀が♂をぶら下げる飛び方だ。   瑞穂町
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EOS 40D 1/800  F6.3 評価測光 ISO250 EF100mm f/2.8 Macro USM
右が♀
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EOS 40D 1/125  F6.3 評価測光 ISO250 EF100mm f/2.8 Macro USM

翅を開いたり閉じたり、時には♂を引っ張るような行動も見られた。
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アカボシゴマダラは再発見できず。

追記
他目撃種:ミドリヒョウモン、クモガタヒョウモン、コミスジ、ヒカゲチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、キチョウ、モンキチョウ。
ついでに、
地上10m以上の高所に産卵するメスグロヒョウモン   瑞穂町
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EOS 40D 1/320  F4.0 評価測光 ISO250 EF300mm f/4L IS USM

THE END

by ainomidori443zeph | 2007-10-04 21:19 | 狭山丘陵 | Trackback | Comments(12)
Commented by maeda@仕事 at 2007-10-05 06:38 x
皆さんの写真を見ているとヒョウモンが幹に産卵する絵が、結構見られますね。食草からは当然離れておりますし、でも、この産卵は一般的な感じですね。
Commented by ainomidori443zeph at 2007-10-05 09:36
maedaさん、
追加でコナラの写真も載せました。
ヒョウモン類はバラマキ産卵なのでしょうか?相当な数を産むのでしょうね。
幼虫は食草にたどり着けるのでしょうか?
歩いていくとは限りませんね、糸を吐いてぶら下がれば意外と楽なのかもしれません。
Commented by ぽんぽこ山本 at 2007-10-05 19:57 x
本当にヒョウモンのメスはなにを考えてそのような産卵をするのか?・・大水が出たときには確かに危険分散にはなりますよね! 私はニレの休眠芽に産卵されている卵を見つけて驚いたことがあります。(地上15m)
Commented by ダンダラ at 2007-10-05 23:17 x
メスグロヒョウモンの産卵は素晴らしいですね。
草原性のヒョウモンは草の中に、林近くに生息するミドリヒョウモンや本種などは木の幹に産むんですね。
越冬や天敵との関係なんでしょうか、面白い習性だし、それを写真に収められるというのは写真撮影をしているものの醍醐味ですね。
Commented by chochoensis at 2007-10-06 22:27
愛野緑さん、メスグロヒョウモンの産卵も凄いですが、=ツマグロヒョウモン交尾飛翔形式=の写真が素晴らしいです・・・雌が主導権をとるのですね、参考になりました。ありがとうございます。
Commented by 愛野緑 at 2007-10-06 23:40 x
ぽんぽこ山本さん、
地上15mですか!!
スミレ類しか食べないとすると、幼虫は確実に?飢え死にですね。
いろんな物を食べながら食草に辿り着くのでしょうか?
食性も拡がる可能性もあるし、餓死する可能性もあり、子孫を残すために賭をしているようです。
Commented by 愛野緑 at 2007-10-06 23:42 x
ダンダラさん、
産卵シーンは偶然見つけましたが、この日(半日で)2度見たので、丁度産卵時期だった様ですね。
近くのフィールドでも毎日出かけたいですね!
Commented by 愛野緑 at 2007-10-06 23:44 x
chochoensisさん、
飛翔はやはりなかなか難しいです。
交尾飛翔はゆっくりっだったのですが、置きピンで上手く合わせられませんでした・・・・。
Commented by banyan10 at 2007-10-08 16:47
メスグロの産卵、狭山丘陵でもチャンスあるのですね。
もう少し尾根道なども散策してみれば良かったかもしれません。
Commented by 愛野緑 at 2007-10-08 19:34 x
banyan10さん、
産卵はジャコウのポイントの近くで見られますよ。
Commented by ぽんぽこ山本 at 2007-10-09 23:48 x
愛野緑様  ヒョウモンの若令幼虫はどうも木の皮(樹皮)をかじるようです。オオウラギンヒョウモンがニレの葉と樹皮を食べて事もあります(飼育下) それなりに樹皮が代用食?になるようです。
オオムラサキも葉が出ていないとエノキの樹皮を食べます。
Commented by 愛野緑 at 2007-10-10 22:44 x
ぽんぽこ山本さん、
貴重な情報をありがとうございます。
やはりお腹が空くと?何でもかじってみるのでしょうね。
オオムラサキ幼虫の飼育経験もありますが、樹皮を食べるとは、知りませんでした。葉が伸びた緑色の柔らかい枝なら越冬後の幼虫は食べますね。


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