2017年 09月 02日
西多摩昆虫同好会の夏期合宿のため久々に土日連休。お盆時期は高速も混み遠出には不向きだからと、奥多摩で合宿を行っているのだが、その前に富士山麓へ出かけてみた。 既に圏央道は、中央道小仏トンネルからの渋滞の影響であきるの辺りまで渋滞。中央道へ出るまでに1時間も掛かってしまった。やはりお盆時期はダメだ。 そこは有名ポイントらしく駐車場は一杯。捕虫網を持った数人のオジサン、オバサンたち(私もオジサンだけど・・・)が帰ってきた。 ヤマキチョウ狙いか?こんなに人が入った後では厳しいかなと思いつつ草原へ。 その後ヤマキチョウ狙いという若い2人連れに逢ったが、姿を見てないと言っていた。 すると擦れたミヤマカラスシジミがいた。発生時期からはかなり遅くもう居ないだろうと思っていたのでちょっと嬉しい。少し進むとあちこちにいるいる! ついつい撮影してしまう。 中には、白紋の流れたような個体もあり、 けっこう楽しめた。 オニユリが好きなのはヤマキチョウだけではなさそうで、ミヤマチャバネセセリが集まっていたり、ダイミョウセセリもいた。 ヒョウモンはほとんど擦れているが、ウラギンスジヒョウモンの♀は綺麗だった。 ジャノメチョウは多かった。 かなり歩き回ったところでミヤマカラスシジミを撮影していると、足元の草むらから黄色い蝶が飛び立った。色合いから見るとスジボソヤマキかな?と思いつつ追いかける。曇っていた為かすぐに草むらに潜り込み葉裏に止まる。草が邪魔して葉被り。葉を退けようとすると飛び立った。でもまた草むらへ潜る。 そんなことを繰り返しなんとか葉被りにならない所で撮影出来た。 ヤマキチョウ♂だ。 ヤマキチョウには20数年前に奥多摩で♀を採集してからの出会いかな。撮影したのは初めてだ。 面白いシーンに出くわした。 ダイミョウセセリにアサマイチモンジが求愛している。1分ほどしつこくまとわりついていたが、とうとう結ばれなかった・・。当然だけど。 その後、合宿の行われる一之瀬高原へ行くと エルタテハが 今年は多いそうだ。 宿へ着くと皆さん酒盛りを始めているといういつものパターン。 ライトトラップにはエゾミドリシジミ?? イチモンジセセリ ジャノメチョウ オオシロシタバ など、時々ザッとどしゃ降りになった割には多くの蛾が集まった。 THE END
by ainomidori443zeph
| 2017-09-02 11:00
| 蝶
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Comments(2)
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himeoo27 at 2017-09-04 19:37
無事「ヤマキチョウ」に出逢えたようで
おめでとうございます。 裏翅の上品なクリーム色が良いですね!
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ainomidori443zeph at 2017-09-05 23:42
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