2006年 02月 22日
2006年2月22日 狭山丘陵便り
先週は比較的簡単にアカシジミの卵を見つけられたので、今回はウラナミアカシジミに挑戦。
午前中所用があったので午後から出撃。

chochoensisさんがミヤマセセリの幼虫のことを記事にされていたので、そちらもトライ。
クヌギの根際の落ち葉をひっくり返してみたが、クモやカメムシ、ゴミムシが出てきた。

ふ~息苦しい~、かがんでいるのが辛い。
いつもはこんな事はないのに・・・。
どうしたんだろう?  ん!
そうだ、お昼ご飯でお腹が膨れているからだ(^^;
いつも午前中に活動しているので・・・。
辛いのですぐに諦めた。

3年ほど前にウラナミアカの多かった所のクヌギを調べると
2006年2月22日 狭山丘陵便り_c0048196_2213364.jpg

休眠芽の下にゴミで巧妙に隠された卵。左が卵で右がコブに見えた。
卵の中央に精孔部のようなくぼみも見える。
2006年2月22日 狭山丘陵便り_c0048196_2215423.jpg

木の上で、しかも曇ってきてしまいISOを上げてもブレてしまいそうなので家で撮影し直すことに・・・。Canon EOS 20D 2006/02/22 Tv(1/250) Av(7.1) ISO感度(200)
EF-S10.0 - 22.0 mm 焦点距離22.0 mm+エクステンションチューブ12Ⅱ

写真の撮り方で卵に見えない時もある。どうも変だ。
卵のまわりのゴミを取り除いてみよう!
ゴミをこすってみると、やがて赤茶色の葉っぱのようなものがこぼれてきた。これも休眠芽だったようだ。残念。ウラナミアカは難しい。
クヌギには低い枝が無いので、次回は脚立を持っていくことにしよう!

近くのコナラでミズイロオナガシジミの卵を発見。こちらは本物。
2006年2月22日 狭山丘陵便り_c0048196_2241468.jpg
Canon EOS 20D
2006/02/22 Tv(1/200 Av(2.8 ISO感度(800 EF100.0 mmマクロ+EX12Ⅱ
光りが弱かった為ISO800で撮影してみたが、結構ノイジーだった。
2006年2月22日 狭山丘陵便り_c0048196_22461369.jpg
特徴のある突起
THE END

by ainomidori443zeph | 2006-02-22 22:48 | | Trackback | Comments(4)
Commented by ダンダラ at 2006-02-24 12:29 x
妙な形のウラナミアカの卵だなと思ったら違っていたんでしたね。
でもこれだけ拡大したからわかるけど、現場ではね。
そもそも卵かなって思うところまで行きません。
Commented by chochoensis at 2006-02-24 12:57
愛野緑さん、大変な苦労だったようですね・・・ところで、「アカシジミ」と「ウラナミアカシジミ」の卵を比べて見ると、10分の1程「卵の高さ」が違うので、何回も見ていると、「ウラナミアカシジミ」の卵ではないか!と感じで解る様な気がします。「アカシジミ」の方はやや、ずんぐり丸く高くなっていて、「ウラナミアカシジミ」の方は扁平な感じです・・・。でも、正確には「孵化」を待つしかないようですが・・・。
Commented by ainomidori443zeph at 2006-02-25 21:55
ダンダラ さん、間違いなかったはずなのですが・・・。
少し斜めに産み付けられ、念入りにカムフラージュされているんだと。

孵化しないうちに脚立を持って再挑戦しなければと思っています。
Commented by ainomidori443zeph at 2006-02-25 22:02
chochoensisさん、そうですね、前の記事の「アカシジミの卵」もアカシジミだと自信を持って同定できているわけでは無いのですが、コナラだったことと、トゲトゲ感があったのでそう思っているだけでなのですが。
あと、この場所はアカシジミの成虫が断然多かったと思うので。
これがクヌギだったら「ウラナミアカ>アカ」の可能性が高いかな?
ウラナミアカの卵も引き続き探してみようと思います。


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