2018年 04月 24日
先週ヒメギフに振られたので今回はどうしてもその姿を拝みたい。ということで、カタクリとヒメギフチョウが天然記念物になっているところへ行ってみた。 9時前に到着したが、すでに斜面には5名ほど撮影者の姿が。ヒメギフもすでに飛んでいるようで、皆さん金網越しに撮影していた。 発生していることが分かれば、金網越しに撮影しても色気が無いのでこちら側へ飛んでくるのを待とう。 ところがカタクリの状況は大半が悲惨な状態。大きい桜はあまり花が無い・・・。 ヒメギフも時々飛んでくるが止まらない。しかも遠い・・・。 シャッターチャンスが無いまま、その辺を歩き回りスミレやカキドオシなどを探しながら吸蜜個体を探すも見つからない。 日当たりの悪いカタクリは綺麗に咲いている。こんな所に来ればいいのになぁと、近くの神社にお願いをした。 すると1♀が現れた。 ![]() ![]() ![]() 交尾済みの♀だ。神頼みのおかげだろう。良かった! ただ、花には止まらず飛び去ってしまった。 山道で待っていると地面に止まった。よく見るとスミレで吸蜜している!シャッターチャンス! ![]() 顔があまり見えないが、なんとか撮影。 日蔭だったカタクリに日が当たるとそこへ吸蜜に。 ![]() 飛んで来ては通り過ぎていく個体が多い中、やっと綺麗な状態のカタクリで吸蜜してくれた。数メートル先だがなんとか撮影。 ![]() 同じ所にいてもつまらないので周りを散策。するとヒメギフが飛んでいる。そしてタンポポに止まった。 これまたシャッターチャンス! ![]() この後この個体はなんと仏花に。 ![]() 蜜が出なかったのだろう、すぐに飛び去っていった。 確認できた個体はほとんど交尾済みの♀で、ウスバサイシンも葉が開いており、カタクリの時期にも遅かったが色々な花での吸蜜シーンが撮れたので先週のリベンジは出来たかな。 THE END ▲
by ainomidori443zeph
| 2018-04-24 21:41
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2018年 04月 02日
咲き始めてから気温の高い日が続き、狭山丘陵でもはやくも桜が散り始めた。 さすがにホソオチョウも発生しているだろう。 ♀は見られなかったが♂が発生していた。飛んでばかりなので仕方なく飛翔を撮影。 外来種のホソオチョウ♂ ![]() ![]() ![]() ![]() 1頭だけ一瞬止まった。 ![]() 周辺を散策してスプリング・エフェメラルを見つけた。 コツバメ ![]() ![]() ルリシジミと激しいバトルを繰り返していた。 六道山周辺では、ヒオドシチョウがクヌギで日光浴。 ![]() これは今年の1月に特定外来生物に指定されたアカボシゴマダラの幼虫 ![]() 本当は殺処分しないといけないのかな? この樹にはもう1ついた。 今年はまだベニシジミを撮影していなかった。 ![]() 撮影後に気がついたが、サクラの花びらが落ちていて春の雰囲気を醸し出している。 THE END ▲
by ainomidori443zeph
| 2018-04-02 23:39
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2017年 10月 23日
ススキ梅雨の中休み。 久しぶりの太陽。布団を干してから出かけた。 ヤマトシジミがチラチラ。交尾個体もいた。 ![]() 期待したウラナミシジミは見られなかった。 セセリチョウが吸蜜しており、イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。割と綺麗な個体だった。 仕方ないので今年はまだ見ていないクロコノマチョウを探しに森の中へ入った。林床をゴソゴソ歩くといきなり黒い蝶が飛び出した。 ![]() 薄暗くシャッタースピードは1/20程度。ストロボを使うと黄色っぽくなってしまい嫌いなので、LEDライトを使用。 少し脅かして明るめの所へ飛ばす。 ![]() まわりもスッキリしたところに止まってくれた。 他に出てこないので、ジュズダマがあるとこに行ってみた。クロコノマの食痕らしいものがあるので幼虫を探していると、アカハネナガウンカが付いていた。 ![]() これを撮影していてふと脇を見ると、クロコノマチョウが止まっていた! ![]() ビックリ。こうなるとまだいるだろうとさらに葉の裏を覗く。すると ![]() 透きとおる蛹が1つ。 その近くには羽化殻。先程の個体が出た殻かな。 ![]() 柿の実にタテハチョウが来ているかもしれないと行ってみると、キタテハとルリタテハが1つ飛んでいた。アカボシゴマダラはいなかった。すると黒いセミ飛んできて幹に止まった。 ![]() 鳴かなかったので♀だと思うが、この時期にアブラゼミとは!少し前に蝶&鳥日記 2のノゾピーさんもブログに書かれていた。 秋も終盤になるというのに。 ユズの木でアゲハ類の幼虫を探してみた。 ![]() ユズとツーショットのクロアゲハ幼虫。ナガサキアゲハの中齢~終齢幼虫も見られ、大きな蛹の殻もあった。 撮影していると突然ナガサキアゲハ♀が飛んで来て少し離れた樹上に止まった。この蛹殻はこの個体のものか!と ![]() ![]() やがて飛び立ちユズの周りをゆったりと飛び、産卵を始めた。かなり高い位置だ。 ![]() ![]() すぐに飛び去ったが、その後には卵も写っていた。 後で別角度で適当に撮影した写真にはこの卵と黒っぽくなった卵も見られた。 ![]() 蜘蛛の巣が張り巡らされ、産卵しようとした♀の翅の震動でジョロウグモがサッと寄ってきた場面もあったが、難は逃れた。 他には、アカタテハ1、キチョウ6、テングチョウ2、ウラギンシジミ3、メスグロヒョウモン1がみられた。 THE END ▲
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| 2017-10-23 13:55
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2017年 09月 18日
合宿の翌日。 前日エルタテハが多かったという林道へ向かうも、朝方の青空が嘘のように雲が空を覆っている。 晴れ間を待ちながら散策していると、イケマにオオチャバネセセリが集まっている。撮影していると大きなセセリが飛んできた。 ![]() キバネセセリだ。擦れているが奥多摩では珍しいほうだ。そのうちにもう1頭現れた。それも擦れていた。 エルタテハを誘き寄せるために前夜の残りのワインを撒いておいたら・・・。 エルタテハは現れずにオニベニシタバが飛んできて、ワインをチューチューやっていた。 ![]() トータル2時間ほど粘ったが晴れそうもないので帰ることにした。 青梅街道を走っているとミヤマカラスアゲハが飛んでいた。車を止めてチャンスを待つ。 ![]() ![]() 手持ち420mmで撮った割には良かったかな。 THE END
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by ainomidori443zeph
| 2017-09-18 22:46
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2017年 07月 11日
前回福生市のクロジャコウカミキリ(クビアカツヤカミキリ)を調査したが、我が瑞穂町はどうだろう? 狭山丘陵(六道山)には昔からサクラがあり名所となっている。今はだいぶ老木化しているが。 クロジャコウカミキリはもともとベトナムなどに生息し、輸入木材などに付いて侵入してきたと考えられている。家が建てられたりする住宅街やヒトの活動がある場所で発生しているようだ。その点は六道山は安心だが。 かなり時間を掛けて六道山周辺を見回ったがクロジャコウカミキリは見つからなかった。まぁ一安心。 代わりに、サクラの幹には在来種の ![]() ノコギリカミキリ♀ エノキの枝の皮を食べる ![]() クワカミキリ ヤナギの樹液にいた ![]() スジクワガタ またクヌギにいた ![]() スジクワガタ 7月になってもまだ見られた ![]() 擦れたウラナミアカシジミ ![]() 新鮮なキアゲハ ということで、蝶影は少なく甲虫が多く見られた日だった。 THE END
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| 2017-07-11 23:03
| 狭山丘陵
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2017年 05月 12日
今日は西多摩昆虫同好会の方と一緒。いつも単独行だがやはり仲間がいると楽しいものだ。 ここ数年狭山丘陵の北側(埼玉県側)にはウスバシロチョウがすっかり定着して姿を見られるようだが、南側では3,4年くらい前に1度撮影しただけだ。 きょうあたりみられるかな?とかすかに期待。 するといくつかのスジグロシロチョウに騙されたあと1つだけ飛んでいるところを見つけた。 ワンチャンスだったがなんとか撮影。 ![]() ヒメキマダラセセリ ![]() 大分気温も高くなってきたが、まだ越冬後のテングチョウやキタテハ、ルリタテハも見られた。 キタテハ ![]() 竹林で。 ベニカミキリ ![]() 前回見つけたヒオドシチョウの幼虫たちを見に行ってみると、ひとつもいない。 この前の幼虫の状態からするとまだ蛹化には早いので、鳥に見つかってしまったのだろう・・。 移動してツマキチョウの幼虫探し。 結局ツマキは見つけられず。日当たりの悪いアブラナにはスジグロシロチョウが見つけやすい大きさになっていて、いくつも見られた。 ![]() ![]() この幼虫の体毛の先には水滴が付いている。ココには陽が差していて体温調節の為だろうか? モンシロチョウの幼虫もいた。
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| 2017-05-12 22:54
| 狭山丘陵
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2017年 05月 09日
5月2日仕事中の夕方、突然あの痛みが来た。 右脇腹に鈍いような熱いような痛み。水をゴクゴク飲みトントンとジャンプしてみる。 しばらくすると痛みも落ち着いてきた。スッキリしたわけではなく時々痛みが襲ってくる。なんとか生活できる状態。4日の明け方また激しい痛みだ。少し遅れて仕事に行ったが、なかなか・・。職場のすぐ近くに泌尿器科があり、そこでCTを撮ってもらうとクッキリと! もうすぐ膀胱に落ちるところだから痛みも取れてくるだろうということだった。ので少し安心。いつ出るか?トイレに行くたび注意してみていた。それにしてもなかなか出てこない。痛みもまだ襲ってくる。 だが、昨日8日になりようやく排出された。うまく回収することが出来た。 それがコレ。 ![]() ということで、今日はスッキリしたので狭山丘陵へアオバセセリを探しに行った。 キアゲハかと思って近づくとジャコウアゲハの♀だった。擦れていたので撮影無し。 そういえば以前近くで発生していたっけ。 今年は結構個体数が多くあちこちで見られた。 ![]() ダイミョウセセリも新鮮。 ![]() 少し移動。 ヒオドシチョウの幼虫がいるかな? 果たして、産卵されたあとは無く幼虫もいない。そこのエノキは下枝が邪魔になったのであろう、公園管理事務所によって枝下ろしされていた。 ![]() 枝を切られた振動で落下したと思われるテングチョウの幼虫がいくつも幹を登っていた。 また移動。 ココのエノキには期待通りヒオドシチョウの中令幼虫(終齢かな?)が群れていた。 ![]() 別のエノキには蛾の幼虫? ![]() クロアゲハ、ツマグロヒョウモン初見。 サトキマダラヒカゲが樹上に。 ![]() まだ越冬のテングチョウや ミヤマセセリ♀も見られた。 ![]() おまけ これだけ大きく撮れたのは初めてかな・・・。ちょっとぼやけているけど。 THE END
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| 2017-05-09 22:32
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2017年 05月 04日
昨年は1度しか訪れるチャンスが無く、撮影もできなかった。 今年は春先の季節の進みが遅かったが、ウスバシロはすでに発生しているようだ。 家を出るときは晴れていたが、現地に着く頃には曇り。なんだ、いつものパターンか・・。 ①ポイントへ着くといくつか飛んでいる。しかし隣の敷地で草刈りをしているオジサンがじっとこちらを見ているので退散。次のポイントへ向かう。 ②ポイントは太陽が出ていないためかウスバシロは飛んでいない。アカタテハがいただけ。 仕方ないのでしばらく待っていると、やがて太陽が顔を出し、どこからともなくウスバシロチョウも舞い始めた。 ![]() 全然止まらないので飛翔撮影。全て100mmマクロで撮影。トリミングもあり。 ![]() 雰囲気は出ていると思う。 一度だけタンポポに。 ![]() やがて雨雲が近づいてきて日が翳ると静止する個体も。 ![]() 雨が降り始めたので移動する。 ①ポイントに来ると晴れてきた。様子を見ると数頭が飛んでいる。オジサンは草刈りをしているので、草地に入る。 ![]() ![]() ![]() ココの方が狭い範囲に多く飛んでいたので大きめに撮れた。 THE END
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by ainomidori443zeph
| 2017-05-04 21:33
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2017年 04月 10日
朝のうちは薄曇りだったので、ギフチョウはあきらめ。 ホソオチョウが発生している頃なのでそちらへ行ってみる。 道路脇を2♂が飛んでいた。やはり出ている。 発生地の斜面に入るといくつかの♂が飛び出した。 ![]() 擦れたのもいるが綺麗な個体も。 ♀がいないなと思っていると、妻がそこに止まっているよと。どこ??そこ! どこ??そこ!というやりとりを何回かした後見つけられた。 ![]() まだ出たてと思われる♀だ。 ♀はじっと動かなかった。 雲が多くなり飛んでいる個体も減る。しかし陽が差すと下草に止まっていた個体が飛び始める。 そんな時、カントウタンポポに♀が飛んできた。少しだけ擦れ気味だがまぁしょうがない。 ![]() 今日観察して花に来たのはこの♀だけ。♂は飛んでいるが花には止まらず草の上ばかり。 陽が差したときにもう一つ♀が飛び出した。全く気がつかなかったが、割と♀もいるなぁ。 するとその♀は、15cm位にのびたウマノスズクサの茎に止まって産卵を始めた。 ![]() 見てるうちに3卵産卵した(^^); 他にはヤマトシジミ、モンキチョウが飛んでいた。 THE END
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by ainomidori443zeph
| 2017-04-10 22:54
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2016年 09月 05日
予報に反しての好天。 自宅上空でアゲハが絡んでいた。 ![]() ![]() ![]() 最後には ぴったりシンクロ。 ウサギ小屋の掃除をしてから里山へ。 イチモンジセセリやキチョウはそこそこ見られたがアゲハ類やタテハ類は期待外れ。 サトキマダラヒカゲ ![]() ヒメジャノメ ![]() ツマギロヒョウモン♀ ![]() などが見られた。 帰ろうとしたところ、撮影されている方がいらしたのでお話を伺うと、この辺りで昆虫の写真を撮られているということ。 なんと我々の共著「東京都の蝶」「新版・東京都の蝶」の愛読者で、編集を担当した近隣在住会員とも既に面識があるそうで、さらに驚いたことに、お名前が私と一文字違いだった。 丁度キタテハの幼虫を撮影されていて、便乗させてもらった。 Tさん、お世話になりました。 ヒカゲチョウ、アカボシゴマダラ、コミスジ、スジグロシロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ノコギリクワガタ♂を目撃。 THE END
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by ainomidori443zeph
| 2016-09-05 22:24
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